「結婚する」といっても、実際にどの様な手続きをとればよいのでしょうか。
結婚式を執り行うか否かは当人の希望によるもので、実はそんなに重要な事ではありません。
基本的に必要な手続きをご紹介します。

まず「入籍」とは、結婚を決めた相手の戸籍に入る事をいいます。
この手続きをするために、婚姻届を役所に提出します。無事に受理されれば入籍の完了で晴れて夫婦として認められます。
この書類には結婚する2人の現住所や本籍地・生年月日・署名捺印を記載する他、証人欄というのがあり成年者(20歳以上)の2名に署名捺印が必要となります。この証人となってくれる2名に対し事前に入籍の報告を済ませると共に、婚姻届への記載をお願いするのが良いでしょう。

婚姻届は新しく居住する管轄の役所へ提出することになりますが、書類自体は全国共通ですので最寄の役所窓口で貰って下さい。万が一、書類に記入ミスがあった場合の為に2枚位貰っておきましょう。

進め方としては、①婚姻届をもらう ②証人者へ入籍の報告と記載依頼をする ③結婚当事者の必要事項を記載 ④証人欄へ署名捺印をしてもらう という流れがスムーズではないでしょうか。
一つ注意点とすれば、入籍日は婚姻届を提出した日ではなく、受理された日になりますのでお間違えのない様に進めて下さい。