厄除けと聞いても、若い人にはあまり馴染みがないのではないでしょうか。近年は厄除けをやらないケースもありますが、少し前までは必ずといっていいほど厄年にはやっていたものです。時期については、厄年の年明けから旧正月の期間に厄除け(厄払いとも言う)をします。お正月の初詣と一緒に厄払いする人も多いです。目的は、身に降りかかる災いを避け、無事に過ごすことが出来るように祈願するというもので、一年間、何事もなく生活できるようにするためです。

その方法については、寺院や神社で祈祷を受けるケースが多く、場所は有名な所でもいいですし、家の近所でも結構です。その場合、表書きに「御祈祷料」と表書きした白封筒か祝儀袋にお金を包んで用意します。料金は5000円から10000円が相場です。厄除け後、地域によっては、客を招待して厄落としの食事会を行うところもあります。招待された客は、厄払い祈願と表書きされた祝儀袋にお金を用意しますので、自分の厄除けだけではなく、客として呼ばれる場合にも注意しましょう。厄除け後は普段の生活に不要なものを捨て、注意して厄年を過ごします。このように厄除けは意外と簡単にできるものです。大切なのは、自分自身としっかり向き合う時期であるということ。一般的に災いが起こりやすいと言われる厄年ですが、人生の大切な節目でもあり、厄年の過ごし方によって、自分自身を成長させるチャンスでもあります。

厄払いの効果というのは実際にあるのでしょうか?あまり研究をする人もいない分野ですが、少し調べてみました。まずスピリチュアル的な観点からは、いわゆる霊感の強い方曰く、厄年の人を見ても実際に悪霊などの類は見えないそうです。ですので、この辺りは特に気にしないでいいでしょうね。科学的には、年齢の節目的に体調を崩しやすい年齢になったということは言えるそうです。よくある「30歳越えたら体が・・・」みたいなものですね。別にその年齢に必ず体調を崩すわけではありませんが、自分もそう若くはないぞという、自分への警鐘と考えれば厄払いをする意味はあるかもしれませんね。ですので、厄払いはしっかりと認識を持つためにも一斉に行ってもらうよりも、個人で申し込んできちんとしたお堂で個別に行ってもらった方がいいと言えるでしょう。管理人がお世話になったことのあるお寺では、専用のお堂で、お坊さんがひとりひとり行ってくれましたよ。